2006年 03月 22日
山田喜代春木版画展 |
私が「京都の兄」と慕う、詩人で版画家・山田喜代春氏の版画展が、お茶の水で始まりました。
もう10年以上前、この方の画集を初めて図書館で見たとき、温かくて素朴な版画と、思わず笑い、勇気づけられ、そしてほろっとする詩にすっかり魅せられ、それ以来彼のストーカーとなり(?)、当時子どもの本の編集をしていたにもかかわらず、この人の本を出したいとだだをこね、「けんけん」という詩画集を作らせていただいた経緯があるのです。
あたまないちからないかねない
しかたないからしっそにしてます
やりたいことはいっぱいあるよ
いやなことも山ほどあるよ
これでおあいこ
世間で売ってない人生がええわな
売れ残りの人生もええわな
かなしいときには 橋の欄干を けんけんで渡れ
かなしみなんか ふっとぶぞ
意欲のない人よっといで
みんなそろってゴロ寝しよう
これらの詩にドキン、としたら、ぜひ見に行ってください。4月1日まで、お茶の水「ギャラリーf分の1」で開催されています(月曜日は休みだよん)。
約5年ぶりにお会いする喜代春さんは全然変わらず(オレは「よう肥えはった」と、またまた言われてしまいましたが)、そして詩も版画もますます充実して、嬉しい限りです。
また、いつかいっしょにお仕事をしたいなあなんてお話をしましたが、そのためには私ももっと精進して、喜代春さんを「刺激」する存在にならなくてはならないなあと、思った一日でした。
ギャラリーf分の1
東京都千代田区神田駿河台1-5-6 コトー駿河台B1F
TEL03-3293-8756
もう10年以上前、この方の画集を初めて図書館で見たとき、温かくて素朴な版画と、思わず笑い、勇気づけられ、そしてほろっとする詩にすっかり魅せられ、それ以来彼のストーカーとなり(?)、当時子どもの本の編集をしていたにもかかわらず、この人の本を出したいとだだをこね、「けんけん」という詩画集を作らせていただいた経緯があるのです。
あたまないちからないかねない
しかたないからしっそにしてます
やりたいことはいっぱいあるよ
いやなことも山ほどあるよ
これでおあいこ
世間で売ってない人生がええわな
売れ残りの人生もええわな
かなしいときには 橋の欄干を けんけんで渡れ
かなしみなんか ふっとぶぞ
意欲のない人よっといで
みんなそろってゴロ寝しよう
これらの詩にドキン、としたら、ぜひ見に行ってください。4月1日まで、お茶の水「ギャラリーf分の1」で開催されています(月曜日は休みだよん)。
約5年ぶりにお会いする喜代春さんは全然変わらず(オレは「よう肥えはった」と、またまた言われてしまいましたが)、そして詩も版画もますます充実して、嬉しい限りです。
また、いつかいっしょにお仕事をしたいなあなんてお話をしましたが、そのためには私ももっと精進して、喜代春さんを「刺激」する存在にならなくてはならないなあと、思った一日でした。
ギャラリーf分の1
東京都千代田区神田駿河台1-5-6 コトー駿河台B1F
TEL03-3293-8756
by yochy.1962
| 2006-03-22 02:16
| 出版