2006年 02月 21日
四ッ谷〜信濃町間 |
相変わらず電車内で携帯電話を使うヤツって、いますね〜。
のっぴきならぬ事情で、周りに気を遣って、こそこそと、手短かに話すサラリーマンなんてのは大目に見ようと思いますが(そのかわり着信音もマナーモードにしておけって感じですが)、すっげー大声で、「えー、うっそー、まっじー?」なんて話している若いヤツは、なかなか絶滅してくれません。
どうしても話の内容が耳に入ってきてしまうので(そんなときに限ってウォークマンを持っていなかったりする私)、そいつの話をじっくり聞いてしまうのですが、きょう傘を忘れたとかバイト先にむかつヤツがいるとか、いま話さなくてはならないような内容ではなかったりします。
結局、この人は淋しい人なんだな、誰かとつながっていないと、不安で不安で仕方ないんだな、と思ったりしています。そう思って私は、そういうヤツらを涙ぽろぽろ流しながら見つめることにしています。
はい、うそです(笑)。
で、きょう、いつものように帰りの電車に揺られていたら、いましたいました、かわいそうな女子約1名。静かな電車内で、女子の声だけが、けたたましく響いています。
「ばっかじゃねーの? おわってるよ、そいつ」と、言葉遣いもなかなかたくましいものです。
あ〜あ、終わってるのはお前だよ、なんて思った私ですが、まあ、この会話ももうすぐ終わることを私は知っているので、あまり腹を立てないようにしようと思っています。
それは、私が乗るJR中央線(快速じゃないほう、ね)の、四ッ谷駅から信濃町駅の間に短いトンネルがあり、そこで必ず携帯電話が「圏外」になるのです。
だいたいその地点で携帯は切れてしまいます。それまで「もっしー、っていうかあ」なんて話していたヤツも、例外なく「もっしー、あれ? もっしー、あれあれあれ?」となります。
そこで、いままで我慢を強いられてきたほかの乗客の「うす笑いの視線」を一気に感じ、やっと己の非に気がつくわけなのです。
四ッ谷駅を過ぎ、電車はガタゴトガタゴト走り出しました。
「もうすぐもうすぐ。くっくっく」と、これから起こるであろう顛末を待ち望んでいた乗客は、私だけではなかったと思います。
女子はまだけたたましい笑い声など上げながら話しています。
トンネルに入りました。ここです「もっしー、あれあれあれ?」の瞬間は!
......しかし、女子はトンネルなどものともせず「そいでよー、きゃははははは」と大声で話し続けているのです! トンネル内のガガガガーという音に負けじと、なお声を上げて話し続けているのです!
呆然としてしまったのは私だけではないはずです。
それで、私が出した結論は......。
「あいつ、誰かと話しているふりして、自分ひとりでしゃべってるんじゃねーか?」
こっちも見るのだTOKYO迷子ウォーキング
のっぴきならぬ事情で、周りに気を遣って、こそこそと、手短かに話すサラリーマンなんてのは大目に見ようと思いますが(そのかわり着信音もマナーモードにしておけって感じですが)、すっげー大声で、「えー、うっそー、まっじー?」なんて話している若いヤツは、なかなか絶滅してくれません。
どうしても話の内容が耳に入ってきてしまうので(そんなときに限ってウォークマンを持っていなかったりする私)、そいつの話をじっくり聞いてしまうのですが、きょう傘を忘れたとかバイト先にむかつヤツがいるとか、いま話さなくてはならないような内容ではなかったりします。
結局、この人は淋しい人なんだな、誰かとつながっていないと、不安で不安で仕方ないんだな、と思ったりしています。そう思って私は、そういうヤツらを涙ぽろぽろ流しながら見つめることにしています。
はい、うそです(笑)。
で、きょう、いつものように帰りの電車に揺られていたら、いましたいました、かわいそうな女子約1名。静かな電車内で、女子の声だけが、けたたましく響いています。
「ばっかじゃねーの? おわってるよ、そいつ」と、言葉遣いもなかなかたくましいものです。
あ〜あ、終わってるのはお前だよ、なんて思った私ですが、まあ、この会話ももうすぐ終わることを私は知っているので、あまり腹を立てないようにしようと思っています。
それは、私が乗るJR中央線(快速じゃないほう、ね)の、四ッ谷駅から信濃町駅の間に短いトンネルがあり、そこで必ず携帯電話が「圏外」になるのです。
だいたいその地点で携帯は切れてしまいます。それまで「もっしー、っていうかあ」なんて話していたヤツも、例外なく「もっしー、あれ? もっしー、あれあれあれ?」となります。
そこで、いままで我慢を強いられてきたほかの乗客の「うす笑いの視線」を一気に感じ、やっと己の非に気がつくわけなのです。
四ッ谷駅を過ぎ、電車はガタゴトガタゴト走り出しました。
「もうすぐもうすぐ。くっくっく」と、これから起こるであろう顛末を待ち望んでいた乗客は、私だけではなかったと思います。
女子はまだけたたましい笑い声など上げながら話しています。
トンネルに入りました。ここです「もっしー、あれあれあれ?」の瞬間は!
......しかし、女子はトンネルなどものともせず「そいでよー、きゃははははは」と大声で話し続けているのです! トンネル内のガガガガーという音に負けじと、なお声を上げて話し続けているのです!
呆然としてしまったのは私だけではないはずです。
それで、私が出した結論は......。
「あいつ、誰かと話しているふりして、自分ひとりでしゃべってるんじゃねーか?」
こっちも見るのだTOKYO迷子ウォーキング
by yochy.1962
| 2006-02-21 01:09
| 生活全般