2007年 08月 22日
世田谷文学館「ガラスの仮面展」 |
世田谷文学館で行われている、ウワサの(?)「美内すずえとガラスの仮面展」に行ってまいりました。
(写真、うっすらと王子の姿が映っています。スペシャルサービスよん)
期間中は「劇団すずかげ」が結成され(!)、「石の微笑」「女海賊ビアンカ」という作中劇が演じられたり(これは予約制で、日にちも限られていたようなので見ることはできませんでしたが)、なかなか意欲的な展覧会のようです。果たしてどんな新しい発見があるのかと、わくわくしながら入場したのですが……。
私はこのマンガ、すべて単行本になってから読んでいるので、原画を新たに見て、ああ、この場面はカラーで描かれていたのだな、という発見はあったのですが、細部にわたるストーリーやら、相関図やら、姫川亜弓や月影先生の名ゼリフやらはすべてそらんじており(あんまり自慢できる話じゃないですが)、新たに提示されても別に……、って感じで、ちょっと物足りなかったかなあというのが正直な感想でした。
例えば、里美茂やら乙部のりえなど、ストーリーから消えて行った愛すべき「脇役」が、現在どんな役者になっているのか、美内先生なりの「サブストーリー」を特別公開! なんてことをしてくれたら、超コーフンしてじっくり見たと思うのですが(そんなの勝手に考えれば、って感じですか)。
それにしても、連載がはじまって、もう30年を過ぎ、「写植」を貼付けている原画も、考えてみたらなかなかの「時代物」です。さすがにいまはそんなことしていないだろうと思いますが(してるのかな)、パソコンの中でネームを入れている現代では、「原画展」なんていうのもできなくなっちゃうなあ、そう思うと、それなりに見応えがある展覧会、といえるのかもしれません。
ちなみにこれは、マヤと麗が住んでいる下宿屋さんの再現です。
いつもモノクロで見ているからなのか、ちょっと私のもっているイメージと違うんですが、どうでしょう。さすがにこんなに散らかし放題でもないと思いますし(笑)。
(写真、うっすらと王子の姿が映っています。スペシャルサービスよん)
期間中は「劇団すずかげ」が結成され(!)、「石の微笑」「女海賊ビアンカ」という作中劇が演じられたり(これは予約制で、日にちも限られていたようなので見ることはできませんでしたが)、なかなか意欲的な展覧会のようです。果たしてどんな新しい発見があるのかと、わくわくしながら入場したのですが……。
私はこのマンガ、すべて単行本になってから読んでいるので、原画を新たに見て、ああ、この場面はカラーで描かれていたのだな、という発見はあったのですが、細部にわたるストーリーやら、相関図やら、姫川亜弓や月影先生の名ゼリフやらはすべてそらんじており(あんまり自慢できる話じゃないですが)、新たに提示されても別に……、って感じで、ちょっと物足りなかったかなあというのが正直な感想でした。
例えば、里美茂やら乙部のりえなど、ストーリーから消えて行った愛すべき「脇役」が、現在どんな役者になっているのか、美内先生なりの「サブストーリー」を特別公開! なんてことをしてくれたら、超コーフンしてじっくり見たと思うのですが(そんなの勝手に考えれば、って感じですか)。
それにしても、連載がはじまって、もう30年を過ぎ、「写植」を貼付けている原画も、考えてみたらなかなかの「時代物」です。さすがにいまはそんなことしていないだろうと思いますが(してるのかな)、パソコンの中でネームを入れている現代では、「原画展」なんていうのもできなくなっちゃうなあ、そう思うと、それなりに見応えがある展覧会、といえるのかもしれません。
ちなみにこれは、マヤと麗が住んでいる下宿屋さんの再現です。
いつもモノクロで見ているからなのか、ちょっと私のもっているイメージと違うんですが、どうでしょう。さすがにこんなに散らかし放題でもないと思いますし(笑)。
by yochy.1962
| 2007-08-22 00:00
| 文学