2006年 05月 05日
私の「夜中の薔薇」 |
タイトルだけ見ると、「おお、きょうは珍しくセクシー路線じゃん」なんて思っている想像力豊かなアナタ、残念でした。
私から、セクシーの「セ」の字も出てこないことは重々ご承知かと思います。
いや、実物はフェロモンバリバリ、色気ムンムンですよ。長島茂雄並みの胸毛と西城秀樹並みのギャランドゥ、そして野茂英雄顔負けの魅惑の腰つき……! 歩く姿はマリリン・モンロー!(こんなヤツが実際にいたら、警察に通報されちゃうね)
しかし、この魅力は22世紀ぐらいにならないと理解してもらえそうにないので、現在はつつましく、こうして都会の片隅でブーブー言いながら暮らしているわけです。
こんなこと書いていたら、もう疲れちゃった(笑)。
気を取り直して。
「夜中の薔薇」とは、向田邦子のエッセイ集のタイトルです。
「野ばら」という歌の中に、♪童は 見たり 野中の薔薇〜 という一節があるのですが、向田邦子は、♪童は 見たり 夜中の薔薇〜 と、ずっと思い込んでいた、というところから、はて、「夜中の薔薇」とはどんなものだろう、羊羹のパッケージ、あるいはもうちょっと色っぽいもの……? と話が進んでいく、向田邦子お得意の傑作エッセイです。
凡人の私にはこんな風に話を進めていくことはできないのですが、それでもいくつか「夜中の薔薇」のネタを持っています(人から聞いた話も含めて)。
まず、中島みゆきの「時代」。
♪まわる まわるよ 時代は まわる という歌詞を、
♪まわる まわる よじ台は まわる(よじ台という台があって、それがぐるぐる回っているのだと思っていた)
「巨人の星」のテーマ。
♪思い込んだら 試練の道を〜 という歌詞を、
♪重いコンダラ 試練の道を〜(コンダラという、地ならしの器具があって、飛雄馬はそれで特訓しているものだと思っていた)
松田聖子の「瞳はダイヤモンド」。
♪いつ 過去形に 変わったの? という歌詞を、
♪いつか 固形に 変わったの?(これは意味不明。当時の友人がさかんに言っていたもの)
有名なものとしては、♪うさぎ 追いし を、♪うさぎ 美味し がありますが、案外多くの人が、自分だけの「夜中の薔薇」を持っているのではと思いますが、いかがでしょう(だからといって、なんとかバトンとかはするつもりはありませんが)。
ちなみに、私は残念ながら色っぽい「夜中の薔薇」にも「夜の銀狐」にも縁はありませんが、迷惑な「夜明けの烏」には、朝帰りしたときなどによく遭遇します。
よーく見れば美しい鳥なんですけれどねえ。よーく見ないと美しさがわからないなんて、不憫だねえお前もオレも(笑)。
私から、セクシーの「セ」の字も出てこないことは重々ご承知かと思います。
いや、実物はフェロモンバリバリ、色気ムンムンですよ。長島茂雄並みの胸毛と西城秀樹並みのギャランドゥ、そして野茂英雄顔負けの魅惑の腰つき……! 歩く姿はマリリン・モンロー!(こんなヤツが実際にいたら、警察に通報されちゃうね)
しかし、この魅力は22世紀ぐらいにならないと理解してもらえそうにないので、現在はつつましく、こうして都会の片隅でブーブー言いながら暮らしているわけです。
こんなこと書いていたら、もう疲れちゃった(笑)。
気を取り直して。
「夜中の薔薇」とは、向田邦子のエッセイ集のタイトルです。
「野ばら」という歌の中に、♪童は 見たり 野中の薔薇〜 という一節があるのですが、向田邦子は、♪童は 見たり 夜中の薔薇〜 と、ずっと思い込んでいた、というところから、はて、「夜中の薔薇」とはどんなものだろう、羊羹のパッケージ、あるいはもうちょっと色っぽいもの……? と話が進んでいく、向田邦子お得意の傑作エッセイです。
凡人の私にはこんな風に話を進めていくことはできないのですが、それでもいくつか「夜中の薔薇」のネタを持っています(人から聞いた話も含めて)。
まず、中島みゆきの「時代」。
♪まわる まわるよ 時代は まわる という歌詞を、
♪まわる まわる よじ台は まわる(よじ台という台があって、それがぐるぐる回っているのだと思っていた)
「巨人の星」のテーマ。
♪思い込んだら 試練の道を〜 という歌詞を、
♪重いコンダラ 試練の道を〜(コンダラという、地ならしの器具があって、飛雄馬はそれで特訓しているものだと思っていた)
松田聖子の「瞳はダイヤモンド」。
♪いつ 過去形に 変わったの? という歌詞を、
♪いつか 固形に 変わったの?(これは意味不明。当時の友人がさかんに言っていたもの)
有名なものとしては、♪うさぎ 追いし を、♪うさぎ 美味し がありますが、案外多くの人が、自分だけの「夜中の薔薇」を持っているのではと思いますが、いかがでしょう(だからといって、なんとかバトンとかはするつもりはありませんが)。
ちなみに、私は残念ながら色っぽい「夜中の薔薇」にも「夜の銀狐」にも縁はありませんが、迷惑な「夜明けの烏」には、朝帰りしたときなどによく遭遇します。
よーく見れば美しい鳥なんですけれどねえ。よーく見ないと美しさがわからないなんて、不憫だねえお前もオレも(笑)。
by yochy.1962
| 2006-05-05 09:15
| 文学