2005年 06月 04日
怖いもの知らず |
ウチの兄貴が「ケッぺル先生」を見てピーピー泣いているとき、実は、必ずその横でニヤニヤ笑っている、姉貴がいるのでした。
兄と2つ違い、私より4つ上の姉貴は、兄と正反対の「怖いものなし」女です。
気味の悪い人形を見ても、オバケの着ぐるみを見ても、動じることなどありません。そればかりか、ニッコニッコしながらQ太郎の裾(?)を引っ張り回したりして、ウチの母親は、この肝っ玉の座った行動あれこれを見て、「この度胸はきっと、医者に向いているに違いない!」と秘かな野望を抱いていたそうです。しかし、医者向きなのは度胸だけで、学力がまったく医者向きではないと早々に諦め、姉も商業高校を出て銀行に勤め、職場結婚し、平凡な主婦の道を歩んでいるという現在です。
ウチの姉は、「自分は浅田美代子に似ている」ということに揺るぎのない確信をもっている人です。いや、もっていたと言うべきか、その時代その時代で似ていると申告する芸能人が変化しているので、現在は誰のつもりかはわからないのですが、浅田美代子からアン・ルイス、樋口可奈子(母親認定も含む。あっ、母親は若い頃、自他共に認める「山本富士子似」ということだったそうです。私もヒロミ・ゴー似ということになっているので、もしかしたらこの図々しさは家系なのかもしれません)......と、ホントにあんたはその芸能人を知っているのか、と思わず突っ込みたくなるような図々しさでした。
「浅田美代子というよりは岩崎宏美なんじゃない?」などと私と兄が言おうものなら、ものすごい剣幕で怒り出しますので、気の弱い男性連中は、ただ黙って見守るしかないのでした。
それにしても、「お姉さん」がいると言うと、男の友達というものは相当興奮するもののようですね。実際に姉、妹がいる男性の方ならわかると思いますが、そういう興奮は、まったく「幻」で、それよりもあけっぴろげな女性の姿を毎日のように見せつけられ、男はある意味「賢く」なり、決して女に騙されなくなるものです(みなさんがすべてそうだとは限らないので、ウチの場合、としておいた方がいいのかな)。
高校時代、私のクラスメイトが家に遊びに来たとき、「おい、姉貴を紹介しろよ」なんてよく言われたものでした。
ちょうどそのとき姉も家にいたので、「紹介しろなんて言ってるよ」とつい言ってしまったのですが、そのときの姉貴は帰宅したばかりで、おおっぴらの着替え真っ最中。パンツ一丁で「わかったわよ、行ってやるよ」とそのまま階段を上がろうとしたものだから、私は制止するのに必死でした。もう汗びっしょり。姉貴はただニヤニヤ笑っていましたが。
なんだかこれを姉が読んだら、そうとう怒られそうだなあ(前回の兄貴ネタも怒られそうだけど)。
そんな私の姉ですが、なかなかの働き者で、子育てが一段落して「黙っちゃいられない」とばかりにゴルフ場のキャディーのバイトを始めました。
昔からの「誇大妄想狂」は健在で、「もう、あたしったらキレイだから、チップもらっちゃって大変」なんてよく自慢していましたが、その働きぶりが認められたのか、「キレイだから」なのかは知りませんが、ゴルフ場の正社員になり、現在家のローンのために頑張って働いている毎日です。
兄と2つ違い、私より4つ上の姉貴は、兄と正反対の「怖いものなし」女です。
気味の悪い人形を見ても、オバケの着ぐるみを見ても、動じることなどありません。そればかりか、ニッコニッコしながらQ太郎の裾(?)を引っ張り回したりして、ウチの母親は、この肝っ玉の座った行動あれこれを見て、「この度胸はきっと、医者に向いているに違いない!」と秘かな野望を抱いていたそうです。しかし、医者向きなのは度胸だけで、学力がまったく医者向きではないと早々に諦め、姉も商業高校を出て銀行に勤め、職場結婚し、平凡な主婦の道を歩んでいるという現在です。
ウチの姉は、「自分は浅田美代子に似ている」ということに揺るぎのない確信をもっている人です。いや、もっていたと言うべきか、その時代その時代で似ていると申告する芸能人が変化しているので、現在は誰のつもりかはわからないのですが、浅田美代子からアン・ルイス、樋口可奈子(母親認定も含む。あっ、母親は若い頃、自他共に認める「山本富士子似」ということだったそうです。私もヒロミ・ゴー似ということになっているので、もしかしたらこの図々しさは家系なのかもしれません)......と、ホントにあんたはその芸能人を知っているのか、と思わず突っ込みたくなるような図々しさでした。
「浅田美代子というよりは岩崎宏美なんじゃない?」などと私と兄が言おうものなら、ものすごい剣幕で怒り出しますので、気の弱い男性連中は、ただ黙って見守るしかないのでした。
それにしても、「お姉さん」がいると言うと、男の友達というものは相当興奮するもののようですね。実際に姉、妹がいる男性の方ならわかると思いますが、そういう興奮は、まったく「幻」で、それよりもあけっぴろげな女性の姿を毎日のように見せつけられ、男はある意味「賢く」なり、決して女に騙されなくなるものです(みなさんがすべてそうだとは限らないので、ウチの場合、としておいた方がいいのかな)。
高校時代、私のクラスメイトが家に遊びに来たとき、「おい、姉貴を紹介しろよ」なんてよく言われたものでした。
ちょうどそのとき姉も家にいたので、「紹介しろなんて言ってるよ」とつい言ってしまったのですが、そのときの姉貴は帰宅したばかりで、おおっぴらの着替え真っ最中。パンツ一丁で「わかったわよ、行ってやるよ」とそのまま階段を上がろうとしたものだから、私は制止するのに必死でした。もう汗びっしょり。姉貴はただニヤニヤ笑っていましたが。
なんだかこれを姉が読んだら、そうとう怒られそうだなあ(前回の兄貴ネタも怒られそうだけど)。
そんな私の姉ですが、なかなかの働き者で、子育てが一段落して「黙っちゃいられない」とばかりにゴルフ場のキャディーのバイトを始めました。
昔からの「誇大妄想狂」は健在で、「もう、あたしったらキレイだから、チップもらっちゃって大変」なんてよく自慢していましたが、その働きぶりが認められたのか、「キレイだから」なのかは知りませんが、ゴルフ場の正社員になり、現在家のローンのために頑張って働いている毎日です。
by yochy.1962
| 2005-06-04 02:06
| 生活全般