2005年 01月 22日
尾道三部作(のうちの2つ) |
私の、今年最初の衝動買いです。(衝動パチンコはすでに経験済みですが)
「転校生」と「さびしんぼう」。大林宣彦監督の、「尾道三部作」と呼ばれているうちの二作です。何気なくショパンの「別れの曲」を聴いていたら、「さびしんぼう」がもう一度無性に見たくて見たくて、我慢できなくなってしまったのです。アマゾンで買い求めようとアクセスしたら、「転校生」もまとめておすすめ! なんて言われてしまって、つい両方とも買う羽目に。(「時をかける少女」はさすがにやめました。好きな映画ですが、なぜか感動する前に笑ってしまうんで......)
私はこれらの映画が好きで好きで、「A MOVIE」という文字が画面に写っただけで、もう号泣です。(パブロフの犬じゃないんだから。まったく)
甘くすっぱい青春時代、なんて書くとなんだかなあ、と思うかもしれませんが、なんの計算も、打算もない「恋」というものは永遠に美しいと思います。ああ、なんだかどんどん深みにハマッていってしまいますが、とにかく、胸がきゅーんとして、せつない気持ちになってしまい、「ああ、清く生きよう」と思わせてくれる映画たちです。
この二作は、どちらも童話作家の山中恒さんの原作です。「あばれはっちゃく」シリーズでもおなじみの方ですが、私は、子どものときに読んだ「泣こうかとぼうか」という童話が大好きで、大人になってからも、ときどき図書館でチビッコに囲まれながら読んだりしています。これは、弱虫の男の子が、転校生のマドンナに助けられて、相撲大会でガキ大将を負かしてしまうお話。この人の作るお話は、こういったドタバタコメディばかりですが、その中には必ず、輝く宝石みたいなきらめきが隠されていて、とても読後感がいいです。それがその他の児童文学、とくに「○ッコケ○人組」みたいなものとは圧倒的に違うところだと私は思っています。
「転校生」と「さびしんぼう」。大林宣彦監督の、「尾道三部作」と呼ばれているうちの二作です。何気なくショパンの「別れの曲」を聴いていたら、「さびしんぼう」がもう一度無性に見たくて見たくて、我慢できなくなってしまったのです。アマゾンで買い求めようとアクセスしたら、「転校生」もまとめておすすめ! なんて言われてしまって、つい両方とも買う羽目に。(「時をかける少女」はさすがにやめました。好きな映画ですが、なぜか感動する前に笑ってしまうんで......)
私はこれらの映画が好きで好きで、「A MOVIE」という文字が画面に写っただけで、もう号泣です。(パブロフの犬じゃないんだから。まったく)
甘くすっぱい青春時代、なんて書くとなんだかなあ、と思うかもしれませんが、なんの計算も、打算もない「恋」というものは永遠に美しいと思います。ああ、なんだかどんどん深みにハマッていってしまいますが、とにかく、胸がきゅーんとして、せつない気持ちになってしまい、「ああ、清く生きよう」と思わせてくれる映画たちです。
この二作は、どちらも童話作家の山中恒さんの原作です。「あばれはっちゃく」シリーズでもおなじみの方ですが、私は、子どものときに読んだ「泣こうかとぼうか」という童話が大好きで、大人になってからも、ときどき図書館でチビッコに囲まれながら読んだりしています。これは、弱虫の男の子が、転校生のマドンナに助けられて、相撲大会でガキ大将を負かしてしまうお話。この人の作るお話は、こういったドタバタコメディばかりですが、その中には必ず、輝く宝石みたいなきらめきが隠されていて、とても読後感がいいです。それがその他の児童文学、とくに「○ッコケ○人組」みたいなものとは圧倒的に違うところだと私は思っています。
by yochy.1962
| 2005-01-22 21:03
| 生活全般